本日の手術紹介です。
昨日のブログで紹介した、大き過ぎるシリコンバッグの硬さと不自然が気になり、自然な胸にしたいというご希望でシリコンバッグを抜去し同時にコンデンスリッチ豊胸術を行った症例の詳細を追っていきましょう。
術前
35歳女性。
10年前にシリコンバッグを挿入。
162cm, 52kg。
シリコンバッグを入れたものの、硬さと不自然な大きさの胸が気になり今よりも小さく、そして自然な胸にしたいというご希望でご来院されました。
形も柔らかさも不自然になるので、大き過ぎるシリコンバッグも考えものですね。
エコー検査にて大きなシリコンバッグが乳腺下に確認できました。
過去に太腿の脂肪吸引を行っていること、あとあと大きさが欲しくなった場合は2回目の脂肪豊胸も考えていくことも考慮し、今回は二の腕と腰から脂肪を採取することに決定しました。
245ccアナトミカル型のバッグが入っていました。
アナトミカル型の大きなバッグが入っていたため、胸の下の部分は若干凹んでいますね。
コンデンスリッチファット(CRF)をバランス良く注入することで、バランスの良い胸を取り戻します。
100%混ぜ物なしのCRFを皮下、乳腺下カプセル上、乳腺下カプセル下、大胸筋内、大胸筋下にミルフィーユのように注入することで、定着率max、しこりゼロの脂肪豊胸を行います。
術後1ヶ月
腫れや内出血が消失しました。
脂肪の定着率を保つために、術後3ヶ月は体重を落とさないように気をつけていただきます。
術後半年
自然な大きさの胸に仕上がりました
(*´∀`*)
別の角度からも見てみましょう。
術前
大きなシリコンバッグが上にずれて入っているため、胸全体が下向きになっています。
術後半年
自然な形の胸に仕上がりました。
(*´∀`*)
体重53.5kg→53.1kg
アンダー70.5cm71cm
トップ85.3cm→81cm
へとバランスの良い胸に落ち着きました。