今日の手術紹介です。
前回のブログで触れた症例の詳細を追っていきましょう。
37歳女性。
154cm,48kg
8年前にシリコンバッグOPEを受けるも、硬さなどの不自然さが目立つため、バッグを取って自然なバストにしたい!というご希望でご来院されました。
エコー検査にて乳腺下にシリコンバッグを認めました。
経年変化を認めるものの破損はありません。
ただ、カプセル拘縮によるリップリングが認められました。
触った感じの硬さや不自然さはカプセル拘縮によるものです。
今回は太腿全周〜膝にかけてから脂肪を採取し、シリコンバッグ除去と同時のコンデンスリッチ豊胸術を行いました。
術中
左側のシリコンバッグを抜去したところ。
せっかっくシリコンバッグを除去しても、平らな胸のままではやはり悲しいですね。
しっかりとCRFを注入していきましょう。
今回は乳腺下にシリコンバッグが入っていたため、乳腺下にはそれを包むカプセルが残っています。
そこで
皮下、乳腺下でカプセルの上、乳腺下でカプセルの下、大胸筋内、大胸筋下という5つの層にCRFをミルフィーユのように丁寧に注入しました。
腫れや内出血が完全に引いてホット一息ですね。
術後3ヶ月は脂肪の定着を助けるために体重を減らさないように気をつけていただきます。
自然なバストを作成することができました
(*´∀`*)
アンダーバスト71cm
トップバスト78.5cm→77.5cmと、ほぼサイズをキープしながら自然なバストを取り戻すことができました
(*´∀`*)
それでは次回のブログでは脂肪採取部位に関しても見ていきましょう。
(*´∀`*)