今日のブログでは、お腹の脂肪吸引の際にとても重要なことを紹介します。
当院の脂肪吸引メニューで「胸下」と呼ばれる部位があります。
実はこの「胸下」を脂肪吸引するかどうかで結果に随分と差が出てくるのです。
特にある程度の皮下脂肪が存在するゲストの場合、「胸下」を脂肪吸引しなかった場合、たるみに直結してしまうので注意が必要です。
それでは見てみましょう。
ある程度皮下脂肪が存在するゲストに上腹部、下腹部のみ脂肪吸引を行った場合
術前
お腹に全体的に皮下脂肪が存在し、皮膚のたるみもあるため胸下〜腹部全体の脂肪吸引を提案しましたが、「たるんでもいいからとにかく上下腹部の脂肪吸引だけをして欲しい」という強いご希望で手術の運びとなりました。
術後半年
胸下に皮下脂肪が残っているためにその重みで皮膚が降りてしまい、おへその上に深いシワが刻まれてしまいます。
僕はこのようになってしまった方の修正を年に何人も行っているのですが、原因は一様に
「胸下を脂肪吸引していない」
ことです。
それでは、腹部上下だけではなく、胸下〜を吸引するとどうなるでしょうか。
見てみましょう。
術前
先ほどの症例以上に皮下脂肪、皮膚のたるみがそんざいします。
そこで、胸下〜腹部全体にかけてベイザー脂肪吸引をおこないました。
デザイン
胸下の紫の斜線部分をしっかりと吸引することでボリュームを無くすだけではなく皮膚を引き締めることができるため、お腹全体を引き締めていきます。
術後半年
硬縮が改善するとまだまだ残っていますが、たるみを出さずにしっかりと引き締めることができました。
(*´∀｀*)
別の角度からも見てみましょう。
術前
この角度から見るとよくわかりますが、術前の時点でけっこう皮膚にたるみたありますね。
術後半年
しっかりと引き締まりましたね
(*´∀｀*)
しっかりと吸引すればするほど硬縮が強く出ます。
硬縮はストレッチやマッサージで改善しますので今後もしっかりとケアしていただければと思います。
実は硬縮がとれるともう一層スリムになるので楽しみにしていてください。
〜今回のまとめ〜
胸下をしっかりと吸引することでボリュームを減らし、なおかつベイザーで皮膚を引き締めることができます。そのためお腹全体がキュッと上に引き上がり、おへその上にシワが刻まれる、ということがありません。
それでは何故胸下の脂肪吸引が積極的に薦められていないのでしょうか。
実は（自分で言うのも何ですが）けっこう高等な技術が必要とされるからなのです。
THE CLINICでは、クオリティの高い技術で適切に脂肪吸引することで、しっかりと皮膚を引き締めて理想のクビレをご提供させていただきますね。
(*´∀｀*)
